20数年前の12月中ごろ、
初めて冬山装備で登った山が蝶ヶ岳から常念岳
三股からあがり、蝶ヶ岳でテン泊
翌日常念岳へ縦走そして三股に下った。
蝶ヶ岳山頂付近
テントを押しつぶす程の風が一晩中吹き荒れた。
風音が怖くてなかなか眠りにつくことができなかった。
朝になって風が少し和らいだ。
穂高の山々は、不気味なほどに赤く、朝焼けしていた。
嵐が迫っているのだと先輩に教えられた・・・
常念岳への登りで初めてバテルという感覚を知った。
一歩踏み出す事がつらく、途方もなく先は長かった。
下山後、久しぶりに絵を描いた。
「シュカブラと影」
もう一度 雪の蝶ヶ岳に登りに行きたいなぁ〜
と思っても、なかなか行かれず
時は過ぎてしまった・・・・