餓鬼岳に登りたい。
そんな思いがどんどん膨らんで・・・・
お楽しみの3連休だというのに、「台風
マーク」
晴れ間があるのは、初日の9/14だけ
しかも お昼からは、天候が変わるようだ。
とりあえず満天の星空
中房温泉を出発
金色に染まる。
3時間ほどで燕山荘着。
槍ヶ岳へと続く表銀座コース。
そして 北鎌尾根。
なんと贅沢な眺めでしょう。
燕山頂からは、立山・劔
2723の分岐点
ここで進行方向が90°かわる。
ここまでの道のりは、絶景申し分ない 幸せなひとときだった・・・・
ここからはというと、
どのように餓鬼岳に道が繋がっているのか
どうにも現実をうけいれがたい。
とりあえず、
目の前に立ちはだかる東沢岳に向け、
ひたすら下れ!
どんどん下ります。
そして下りきったところが
東沢乗越(ここをさらに下ると中房温泉に戻れるという分岐点。)
再び東沢岳にむけて一気に上る。
やっとたどり着いた東沢岳山頂は、以外にも山頂標記がない
ここから餓鬼岳山頂までコースタイムで3時間。
アップダウンの連続だけど しっかりした岩場が続く。
大崩していたところは、足元がサラサラと崩れていく
とても不安定。
山側斜面を気にしながら慎重だけど迅速に通過。
再び、餓鬼岳山頂が望めるあたりに飛び出し、
見上げると
ピナクルに何かが?!
おサルさんです。
「珍しく人間が登ってきたぞ」と思ったかな。
この先も下り登りを繰り返し、
14時 餓鬼岳山頂に到達した。
あとは、下るだけ?では、済まなかった。
ここからが、本日の核心だった。
ここまで行動時間10時間。
下山路は、極悪路。緊張の連続。
水分を摂っては、滝のように流れる汗。
塩気のある行動食がありがたい。
17時、水場に辿り着いた。
川に飛び込みたいぐらいだったけど、
頭から水をかぶり、手や足を濡らし、上昇しきった体温を鎮めた。
元気が戻った。
ここでヘッドランプをすぐ使えるように頭に装着
滑りそうな河原渡渉の繰り返しも、
水場に出てからの岩場歩きは楽しかった。
やがてヘッドランプを点灯
白沢登山口18時30分到着。
長い長い1日だった。
不眠不休42時間。
餓鬼岳 孤高の山
すばらしい山歩きをありがとう。
そして
お付き合い いただいた、良き 山仲間
本当にありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ また、登りたい。